心理学を学ぶ大学生 正義を信じている。

日本は貧富の差で二極化する

土日、二日電車に乗って自動車教習所に向かっていたところ子連れのお母さんを見かけた。土曜日に見かけたお母さんは現代では珍しく4人男の子を連れていた。日曜日に見かけたお母さんは一人の女の子を連れていた。両者のお母さんは同じ30代のようだったが、観察してみると違うところが見えてくる。前者の4人の男の子を連れたお母さんは補助席に座って虚ろになって赤ん坊を抱いていた。他の男の子は後ろにある座席や隣の補助席に座らせていた。後者の一人の女の子を連れたお母さんは椅子の上に乗ってニコニコしながら電車の窓に映る景色を眺める女の子が落ちないよう用心をしていた。

両者のお母さんの身なりにも違いがあった。前者は眼鏡をかけ、マニキュアをしてオシャレをしていた。後者は散歩に着る運動服を着て黒い帽子を被っていた。

私はその光景を見て2人のお母さんの生活を想像していた。前者は毎日子育てや家事に追われ、自分の為の時間が取れず心に余裕がなくなっているのかもしれない。後者は周りの大人のサポートがあって子育てや家事を無理なくこなし。自分の為の時間を取れ心の余裕が持つことができているのだろうと。